奥泉光著『シューマンの指』(講談社、2010.7.23第1刷、P314)の中から。
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「鼓膜を震わせるだけが音楽を聴くことじゃない。音楽を心に想うことで、僕たちは音楽を聴ける。音楽は想像の中で一番くっきりと姿を現す。耳が聴こえなくなって、ベートーベンはよりよく音楽を聴けるようになったんだ。」
永峰修人はよくいっていた。
ピアノの練習は、スポーツと同じく、純粋に肉体的な、メカニカルな鍛練が少なからぬ部分を占める。・・・ピアノを弾くのに適した筋力と柔軟性と俊敏性を獲得するには、毎日欠かさぬ長時間の練習が必要である。「練習の虫」という言葉があるけれど、私の知る限り、「練習の虫」ではないピアニストは存在しない。
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音楽のことはよくわからないが、聴いてみたくなる。
さて、これからどんな犯罪が起きるのか?
2011年05月31日
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