2011年01月27日

「華竜の宮」の言葉「結手(すきて)」

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「華竜の宮」(上田早夕里、早川書房2010.10.20初版、P588)
〈結手〉すきて。まれに見る才能を持った者。結手とは、網を編む者という意味。血の契約を結ぶ前から、魚舟と親しく付き合える者を〈結手〉と呼ぶ。生まれながらにして魚舟から敬意を払われる者。特定の舟だけでなく、すべての魚舟と心をつなぐことができる。
〈結手〉あらゆるものの関係をつなぎ、結びつける者。


海上民のツキソメは、魚舟を操る〈結手〉として登場するが、

いろんな人の関係を結びつけるような、

それが小さなグループであっても、

そんな存在になれるといいだろうなと思いながら読む。
posted by かんちゃん at 06:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ことば・本
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