猫の浮世絵から彫刻まで江戸時代の作品から現代までの330数点のコレクションが展示されていました。
個人でよくこれほど集めたものだと感心しました。
入館してしばらくしていると学芸員の方が20点近くの作品を例に取りながら説明を加えて下さり、多くの入場者が聞き入っていました。
猫好きな人の作品はもとより、猫嫌いの方の作品もあり、説明をじっくり読んでいるとすぐ2,3時間が過ぎてしまいます。
歌川広重の浮世絵に出てくる猫など江戸時代でもかなり人の生活の中で大切に扱われていたようです。
ネズミ避けばかりでなく、化け猫としても描かれていました。西洋でも魔女刈りに合わせて黒猫も捕らえられたとか。
この美術館は宍道湖の辺りに建てられおり、写真の案内にもあるように日没後に閉館するようになっています。このロビーや前庭からの宍道湖に沈む夕日を眺めるには絶景のポイントでしょう。
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