Project Gutenbergには無料利利用できる図書がたくさんある。日本の青空文庫と同じようなものなのだろうか。
アメリカのProject Gutenbergでは書名の検索はもちろんのこと、様々な棚が用意されているようだ(英語力不足で詳細は分からないが)。
その中でいくつか気になった書名を挙げてみる。
オズの魔法使い
三匹の子豚
赤毛のアン
English Fairy Tales
不思議の国のアリス
イソップ童話
ラ・フォンテーヌの「寓話」
グリム童話
以上はほんの一例ですが、タイトルは同じでも、翻訳者や時期の違いなどで選択できるものも多い。それに、詳細を見ると、WEBでテキストを見ることができるものを、上のようにリンクで表示したが、音声データもダウンロードできるようになっている。
何かしら、楽しみが持てる図書館です。
2025年01月09日
2025年01月04日
初めての新年の寺報を発行しました
jiho_76_20250101_mw.pdf

今年初めての新年の寺報を発行しました。
ビナンカズラ(美男葛)ともビジョカズラ(美女葛)とも呼ばれるサネカズラ(真葛)の写真を中央に置きました。「五味」葛とも呼ばれ、薬効もいろいろとあるようです。続きはこちら
2024年07月07日
気合い入れ飛び出しかねぬ仏桑花 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はハイビスカス(仏桑花・ぶっそうげ)です。
ハイビスカスの花は大きい。
舌のように長く突き出した蕊。
開く前は花びらが、木ネジのようにぐるぐる回って先が尖っている。
ドリルのようでもある。
ねじり鉢巻きして頑張るって言うけど、このハイビスカスはまさにそんな形。
見事花を咲かすために、ねじり鉢巻をして気合を入れるぞ、って。
花が終わったあとも、またもとのようにネジの状態になる。
1日花だけど、次々に、小さい鉢植えの木ながら、よく咲いてくれる。
フヨウやムクゲの仲間だという。
2024年07月05日
揺れながら葉の筏漕ぐ合歓の花 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は合歓の花。
久しぶりに間近に見た合歓の花。
7月になると道路際でも見える合歓の花。
なかなか出かけるタイミングが合わず、じっくり見たのは久しぶり。
合歓の花ってこんなふうになってるんですね。
葉っぱも小さいものがいっぱい連なっている。
まるで木々を集めて筏に組んだみたい。
風が吹いたり、自動車が走るたびに、風を受けて、葉と花が一緒にゆらゆら。
急流をうまく乗りこなす船頭みたいな花。
葉と同じように揺れてバランスをとってます。
急流があったら、荒波があったら、
それに上手く乗りながら、
変化を吸収していく。
たくさんの一枚一枚の葉が、芯では繋がっているけど、パラパラと揺れることで、大きな変化をうまく吸収しているようです。
私もたくさんの翼をうまく動かして、大きな変化を吸収しながら、乗り越えていきたい。
2024年07月04日
梅雨晴間止まれと指示す赤い花 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はゼラニウム
この赤い色には目を引き寄せられる。
ゼラニウムの名前がいつもすぐに出てこない。
赤い花を見て、言葉もストップしているわけではないだろうが。
ゼラニウムは花の後になる実の先が尖っているということで、ギリシャでは「コウノトリのくちばし」と言われ、学名がついたそうです。
このゼラニウムの葉に触れると、独特の匂いがする。個々によって好き嫌いが生じやすいような気もする。
種類によるのかもしれないが、和名として「匂い天竺葵」と言うそうです。
この名前は素敵ですね。
2024年07月03日
睡蓮も雫ぽたぽた朝のうち #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は睡蓮
今朝は2種類の睡蓮が咲いてました。
見ると汗びっしょり。
今日は朝から暑かった。
新庄でも31度(我が家の温度計)になりました。
睡蓮も汗びっしょりか、と思いましたが、
これは、昨日の雨のせいかもしれません。
雨の翌日だから余計に蒸し暑く、体がだるいのかもしれません。
熱中症、夏バテ、そして忘れそうになっていましたが、コロナにも気をつけましょう。
コロナだけは、防ぎきれないようでもありますが。
2024年07月01日
雨の粒振りて避けるや虎の尾も #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は岡虎尾(オカトラノオ)、虎尾草(とらのお)
オカトラノオはサクラソウの仲間だとか。
ヌマトラノオとの違いは、ヌマトラノオは湿地にあり、穂が真っ直ぐ立ち、、オカトラノオは先が曲がるという。
だから、オカトラノオだと思う。畑にあるし。
雨があたって、穂先がプルンプルンと動いている。
そんな様子を、雨を避けるように尻尾を振っているように詠んでみた。
今、NHKの朝ドラ「虎に翼」はかなり視聴率がいいとか。
この言葉、中国の書物の中の言葉で、虎が翼を得たら、向かうところ敵なし、という意味をもつという。
オカトラノオとか、ヌマトラノオとか、よくつけたものである。
トラの尻尾のよう。
虎とは違って、可愛い花である。
2024年06月30日
門前に十薬多しなんまいだ #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は念佛寺前のドクダミ(十薬)
ドクダミは音や茎や葉に薬効があるということで十薬とも言うそうです。
という記述は、ネットでもよく見ます。
ドクダミ茶にして飲むという話もよく聞きます。
花の咲く時期が、いろんな効力が高まっている時期なので、刈り取って乾燥させてお茶にするのがいいという記述もありました。
私も、ドクダミ茶にして飲んでみようかな?
念佛寺は浄土宗のお寺です。
法然上人が浄土宗を開いて、今年が850年になります。
南無阿弥陀仏の念仏を10回称える(十念)によって、阿弥陀仏により極楽浄土に導いてもらえると、説いています。
十薬をいただき、十念を称え、健康でそしてこの世の命終わるとき、極楽浄土に往生させていただきましょう。
2024年06月29日
この先の道しるべなり日照草 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は日照草(松葉牡丹)
ピンクのヒデリソウ(マツバボタン)と白いギンパイソウ(銀盃草)が、この先を案内しているようだ。
咲き始めから、もうどのくらい経つのだろう。一月以上経つようです。
この先は念佛寺の境内。
アスファルト舗装ばかりで、移動するには誠にいいが、雨が降ると一気に川に水が流れていく。
都会で道路が川のようになって流れるのも分かる。
ここでは川と水路に挟まれているから、道路が川にはならない。
私のこの先の道はどんなふうに、彩られていくのだろう。
これらの花も、草を取る人がいるから、草に負けずに育っている銀盃草でもある。銀盃草は華奢なのですぐに雑草に負けてしまう。
私も、手強い雑草を少しでも取り除きながら、彩りのある道を進んでいきたいものです。
2024年06月28日
じゃがいもの小さきものもありがたく #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はじゃがいも。
じゃがいもの季語は「秋」となっていた。
我が家では梅雨に入って、雨の合間に先日収穫した。
ほどほどの大きさのものもあったが、写真のように、親指の先ほど、ピンポン玉より小さなものも、取り込んだ。
こんなに小さなものは、料理で使うのは手間なので、作った私が責任を持って?料理に使った。
きれいに洗い、傷んだところは除いて塩ゆでにした。
柔らかくなったのを取り上げて、押しつぶし、胡椒などを振って、ドライトマト、ウィンナーのスライスしたもの、を混ぜ、チーズを掛けて、オーブンで焼いて食べた。
小さくても数があれば、使えるものだ。収穫したばかりということもあるのか、皮をむかなくても、まったく問題なかった。
食べながら、ジャーマンベイクドポテトにしてもよかったなと思った。
2024年06月27日
花石榴葉陰に潜みて咲くを待ち #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は柘榴(ザクロ)の花。
写真には1つ、いや2つは見えるか、赤い花が開こうとしている。
遠慮がちな我が家のザクロの花。
夏になると緑の葉の中で、赤い花を開かせる。
育てようが悪いのか、今までで、最高に咲いても5つほどか。
大実ザクロということで買ったのだが、実がついたことがない。
普通のザクロの花が他所の庭で咲いているのを見かけるが、あちらのほうがよかったのかな、とも思ってしまう。
我が家で飼っていた、猫の名前ザクロにちなんで買ったものだ。
猫のザクロは、ザ・クロというくらい、真っ黒な猫で、愛想が良くて可愛かった。
思い出の木でもある。
2024年06月26日
空梅雨の空を突きたしこの槍で #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は斑入りのドクダミです。
この斑入り、しだいに白が赤くなってきます。
そんなこと知らないでみると、なんか変な病気にかかった?って言われそう。
梅雨に入って2日間はそれらしい天気だったが、雨がふらない。
ドクダミさん、その白いとんがった槍で、雲をついておくれ。それで雨を降らせてください。
多くの人が喜んてくれるよ。
ただし、一度にドバっと降らしちゃだめだよ。
2024年06月25日
憧れしこの立ち姿葵かな #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はタチアオイ(立葵)
いいね、この姿。
スッキリ立っている。
毎年よく伸びていく。
私の方は、毎年の検査の度に、身長が1cm弱、低くなっていく。
腰が曲がっていってるのか、骨がすり減っているのか。
多分両方か?
どこまで低くなっていくのだろうか。
身長は低くなっていくのに、腹回りと体重は減らないどころか・・・
この立葵も元は八重咲きだったのに、今はひとえになっている。
シワが減っている!
私はシワも増えている。
タチアオイは、次々と花が開いて、時間とともに見栄えも良くなっていく。
誠に羨ましいことばかりだ。
2024年06月24日
入梅の半月遅れ取り戻し #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はアスチルベ。
辞典を見るとアスチルベはユキノシタ科だそうだ。どこがどうにているのか、素人にはさっぱり分からない。
例年より16日も遅れて梅雨入りとなった中国地方。
他の地方では、道路が冠水したというニュースがよく流れていた。
この新庄村では、今日はもう梅雨の中休み?まだ2日しか降ってない。
梅雨の期間は短くなるようだが、降水量は同程度ということで、降る時には一気に降るようだ。
遅れたからといって、同じ程頑張らなくてもいいんだけどね。
鬱陶しい時期になるけど、緑の庭の中でピンクのアスチルベは、気分をスッキリさせてくれる。
2024年06月23日
微かなる狐の手袋りんと鳴る #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はジギタリス(狐の手袋)
たくさんの鈴がぶら下がっているジギタリス。
微かに風がそよぐと音が聞こえてきそうです。
白もあり紫もある。
どちらの色のほうが低い音なのだろうか?
下の方が低くて上に行くほど、音が高くなるのだろうか。
どんな虫が入ってくるのだろう。
数株植えただけなのに、今ではあちこちから立ち上がっている。
植物は強いものだ。
新型コロナウイルスも、地球温暖化も関係ないみたいです。
2024年06月22日
山に咲く紫陽花の味甘露かな #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はアマチャ(甘茶)です。
我が家では、紫陽花よりも先に花が咲きます。
あまり日も当たらない裏庭で、ひっそり咲いています。
紫陽花ほど豪華な咲き方はしませんが、水色というのか、花の色もおとなしいものです。
昨年はこの葉を乾かして、お茶にしてみました。
すごく甘い。甘すぎるほど甘い。
さすが、甘茶です。
4月8日の潅仏会の時に、甘茶をお釈迦様の像にかけていました。
昔は行っていた行事でしたが、子どもの数も減り、今は行えていません。
甘茶はヤマアジサイの変種ということのようですが、ヤマアジサイやコアジサイなどにも、出会えるとその色に魅了されます。
2024年06月21日
棘さえも忘れさすかな薔薇の色 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は薔薇(バラ)
小さなバラの枝に一輪の花。
オレンジ色というのか柔らかな色合いで、ホッとさせてくれます。
バラにはどうして棘があるのでしょうか?
美しい花には棘がある、と言わせたいためではないのでしょうに。
剪定などの時には気を使います。
同じトゲがあるといっても、ピラカンサスのように小さな花ではなく、バラは大きな花があるのはありがたいですね。
それじゃ、ピラカンサスはだめなのかと言うとそんなこともなく、小さい花だけどオレンジや赤い実をつけてくれます。冬にはその実を食べに鳥がやって来ます(ヒヨドリが主ですが)。
そんな棘があることを、薔薇の花は忘れさせてくれます。
嫌な面を補って余りある何かを持っている。
花であったり、実であったり。
私には何があるのだろう。
2024年06月19日
梅雨前に励む草とり千鳥草 #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はチドリソウ
いつまでも梅雨にならないから、日中を避けながらの草取りに励む。
収穫後の畑をいつまでもきれいに片付けないから、草が伸び放題。
梅雨ともなれば、「雨が降るから」と草取りから逃れることもできるのだが、今年は調子が悪い。
未だに、梅雨に入らないのだ。
どうなってる。
太平洋側は大雨で、道路が川のように水が流れていると言うのに。
あの雨を、平均的に降らせてくれると、災害もなく過ごせるのに。
草取りを2時間も続けると、膝はがくがく、腰は真っすぐ伸びない。
歩けば、よたよた、千鳥足。
写真のチドリソウも、互い違いに花が咲いている。
可愛い花です。
2024年06月18日
十薬や際立つはなも天を指す #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真はドクダミ
ドクダミのことを「十薬」というのですね。
ドクダミ茶として、乾燥させて単独で使われたり、他のお茶と一緒にブレンドして、健康茶として飲まれています。
健康に良いから、十薬。いろんな効能があるんですね。
白い花を上からみると、十字の形です。
赤十字ではなく、白十字ですが。効能はたっぷりあります。
写真のドクダミは、八重のドクダミです。
最初、4枚ほどしか白いところはないのに、中心のぽっこりしているところから、次々に開いていき、八重になっていきます。
一重のドクダミよりも、効能が強いとか?・・・そんなことはないか。
ドクダミは「花」も白が際立ち、匂いも「鼻」に際立ちますね。
そしてその花の中心は天を真っ直ぐ突き射すように際立っています。
2024年06月17日
朝顔や色艶まさに麗しく #kigo , #jhaiku , #haiku , #fhaiku
写真は、シベリア朝顔。
この朝顔は、朝から昼過ぎまで咲いている。
写真は、朝写し、2時過ぎにまた写した。
朝は紫色のほうが強かったようなのに、2時過ぎには、赤のほうが強く感じられました。
今日は朝から曇りがちな天気だったので、そんな影響もあるのでしょうか。
朝起きて、その日の気分も顔に出るのでしょうかね。
いい顔でいたいですね。
周りの人に、「なんか気分悪そう」なんて思われたくないですね。
シベリア朝顔の模様は、何かバーコードで私たちにメッセージを送っているのかもしれませんね。
今日も明るくね。
今日も元気でね。
今日も精一杯にね。

